ブラックでも融資は受けられる!借入のための条件と注意点

 

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「ついうっかり返済日までに入金するのを忘れていた…」

「口座引き落としができていると思っていたら、残高不足で振り返られていなかった…」

うっかりミスは誰にでもありますが、『90日以上延滞した』『完済しないまま逃げてしまった』このように悪意のある取引をすると、あなたの信用情報に傷がつきます。

 

信用情報に傷が付いている状態を“ブラック”などと表現しますが、ブラックになると、新しくローンを利用することやクレジットカードを発行することが困難になってしまいます。

とはいえ、ブラックの人でも、どうしてもお金が必要になることがありますよね?

 

ブラックでも融資を受けられるのはどのような条件を満たしているときなのか、そして、ブラックの人が融資を受ける際に注意すべき点についてまとめました。

【参考:【諦めなくても大丈夫】ブラックでもお金を借りられる理由と解決策

ブラックには種類がある!融資を受ける前に種類を見極めよう

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ブラックと一口に言っても、2つの種類があります。1つは、ブラックな状態がすでに終了していること。

 

例えば、支払いを延滞していたけれども、今はしっかりと滞納分を返済して通常の返済のみを続けているときは、ブラックな状態がすでに終了していると判断することができます。

 

もう1つは、現在進行形でブラックな状態が続いていること。

 

今現在延滞中であるときや完済せずに放置している支払いがあるときは、ブラックな状態が現在も続いていると判断することができます。

 

ブラックでも融資を受けられる可能性がある人とは?

ブラックでも融資を受けられる可能性がある人とは、前者の状態、つまりブラックな状態がすでに一旦終了している人を指しています。

つまり、返済を滞納していたという過去や債務整理をした過去があっても、ちゃんと返済が終わって、いつもの返済リズムを取り戻している人、もしくは借金すべてを完済し終わっている人なら、融資を受けられる可能性があるのです!

 

例えるなら、昔、ワルだった人がちょっと良いことをした感じとも言えるでしょうか。

 

とんでもない不良として知られている人なら、泣いている子どもに「大丈夫?」と声をかけるだけで、「実はとっても優しい人」「めちゃくちゃ良い人」などと過剰に評価される傾向にありますよね。

 

そんな感じで、滞納や債務整理といった“ワルい過去”があっても、毎月きちんと返済するという“普通の行為”をするだけで、「この人は信用できるかも」と評価されて融資に結び付くことがあるのです。

 

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ブラックかつ融資を受けられない人とは?

反対に、まだブラック状態が現在進行形で続いている人は、融資を受けられません。

“ワルい過去”がある人が、まだ昔の不良仲間とつるんでいたり、学校を休みがちだったりすると、「まだ改心していない」と周囲から判断され、先生や親などの大人たちからの信用を得ることは難しいですよね?

 

金融機関も同じです。

 

完璧に足を洗った状態でないとき、つまり、滞納が続いている人や債務整理中の人、債務整理が完了したばかりの人は、全面的に信用しづらく、融資を受けづらいのです。

 

ブラックさんが融資を受けるときに注意すべき3つのポイント

ブラックな過去はあってもキレイに足を洗った人を、少し敬意をこめて“ブラックさん”と呼んでみます。

 

ブラックさんは、決して融資を絶対に受けられないというわけではありませんが、融資を受けるための好条件が揃っているというわけでもありません。

 

次の3つのポイントに注意をして、ローン審査に通過する可能性を上げていきましょう。

 

私はブラックだから…と選択肢を狭めない

やっぱり、過去の汚点が気になりますよね?

だからといって「ブラックでもOK」「ブラック歓迎」と謳っているローン会社に申し込むのはNGです。

 

正規の金融業者なら、「ブラックの人は困るけど、ブラックさんなら、場合によっては融資をしないこともない」程度のあいまいなスタンスをとるのが普通ですよね?

 

それを、敢えて「ブラックOK」と全面に押し出しているなら、その業者自体が非合法である可能性が高いと言わざるを得ないのです。

 

悪質なローン業者と関わると、今まで以上の借金沼にはまってしまうかもしれません。

 

危険な橋を渡らずに生きていくためにも、ブラックの人にターゲットを定めたローン業者ではなく、普通の消費者金融や銀行、信用金庫等に申し込むようにしてください。

 

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むやみやたらと融資に申し込まない

当然ですが、ブラックさんを理解してくれる金融業者は多くはありません。

 

しかも、ブラック状態を抜け出たばかりのタイミングなら、金融業者自体も「この人はブラック?それとも、ブラックさん?」と判断に困り、融資不可と結論付けてしまうことが多いのです。

 

2、3社の審査に落ちたときは、「まだ、融資を受けるための充分な環境が整っていない」という現実を理解し、もうしばらく時間が経つのを待ちましょう。

 

低い融資額で申し込む

希望融資額が高くなると、それだけ審査も厳しくなります。現在はブラックさんでも、かつては正真正銘のブラックであったわけですから、いきなり高額融資を希望するのは調子に乗りすぎです!

 

まずは10万円程度の低い融資額から申し込み、徐々に信用を増して、融資限度額を増額してもらえるようにしていきましょう。

 

審査に落ちた!もしかしたらブラック以外の問題が?

ブラックさんが審査に落ちたとき、それはかならずしも過去にブラックであったことが問題ではないのかもしれません。

 

次のケースに当てはまっているときは、適切な対策をとって、再度申し込みましょう。

 

1.総量規制を超えている→対策:融資希望額を減らす

2.借入件数が多すぎる→対策:おまとめローンなどを使って借入件数を減らす

3.最近、転職した→対策:勤続年数が1年を超えてから再度申し込む

 

ブラックになっても融資は可能!諦めずに正攻法で

ブラックになるということは、もう二度とカードローンやクレジットカードが使えないということを意味するのではありません。

 

ブラックになっても、しっかりとトラブルを解決するなら、ローンやクレジットカードを利用できる人生に復帰できるのです。

 

もちろん、ブラックになった後に再度滞納したり返済から逃げ出したりするのは論外ですが、まじめにコツコツと信用を獲得していけば、ブラック→ブラックさん→優良債務者へとランクアップできます。

 

ブラックになっても諦めずに信用回復を目指し、決して「ブラックOK」を謳う怪しい業者には頼ろうとしないでくださいね。

 

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