キャッシングに不利?水商売はカードローンに不向き

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華やかなイメージのある水商売。銀座の一流店だと席につくだけで数万円~数十万円かかるお店もあります。

 

お店で働いている女性も優雅で、高価なドレスやキレイに着飾っていますし、水商売の時給は普通の仕事と比較にならないくらい高いものが多いです。彼女たちほど稼いでいる女性はキャッシングに無縁に感じます。

 

給料で言えば月に40万円~50万円稼ぐ女性も多いですし、会社員より高級取りな若い女性なら、キャッシングも高額な限度額になりそうにも感じますが現実は違います。

 

水商売の人は、決してキャッシングの審査に通りやすいとは言えません。

 

なぜ審査に通りにくいのか、そして、水商売の人が審査に通るコツについて解説します!

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キャッシングと水商売は相性が悪い?審査に通りにくい3つの理由

華やかな世界にいる人ほど、お金が必要なのは自然なことです。

 

月に何十万も稼ぐ水商売の人は、さらに美しくなるために、美容や衣装、持ちものにお金をかけたいですよね。

 

しかし、キャッシングと水商売は、決して相性が良いとは言えません。

 

次の3つの理由から、水商売の人はキャッシング審査に通りにくいことが多いのです。

 

一般的に離職率が高いから

厚生労働省離職率調査によりますと、さまざまな業種の中でもっとも3年以内の離職率が高い業界は「宿泊・飲食サービス業」です。

 

大卒で3年以内の離職率は50.2%、高卒の3年以内の離職率は64.4%と、3年以上定着している人よりも3年以内に離職する人の方が多いのが現状なのです。

 

中でも水商売の人は正規就職でないことが多いため、さらに離職率が高いと容易に推測できますよね。

 

離職率が高い業種に勤めているということは、金融機関にとっては信用できない状況を指します。

 

水商売の人がキャッシングの審査に通りにくいのは、離職率が高い業種に勤めているからでもあるのです。

 

参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成26年3月卒業者の状況)を公表します」

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553.html

 

ただし、水商売は通常の飲食業と同じには扱われていません。あくまで特殊飲食業扱いです。

 

本名で在籍確認が取れないから

水商売の人は、お店の中では“源氏名”で呼ぶのが通例です。

 

そのため、金融機関がお店に在籍確認の電話をかけても、電話をとった人が在籍者の本名を知らないために、「そのような人はいません」と答えてしまう可能性が高く、キャッシング審査に通らない可能性も高くなってしまいます。

 

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収入が安定していないから

水商売の人は、基本給がなく、売上に比例して給料をもらうことが多いです。

 

従業員にとっては、結果が出れば出るだけ収入が増える魅力的な給与システムなのですが、金融機関から見ると、収入が安定していないためにお金を貸しづらい状況でもあるのです。

 

キャッシング審査に水商売の人が通る2つのコツ

離職率の高さ”と“本名での在籍確認の取りづらさ”、“収入の不安定さ”と、キャッシング審査において好ましくない状況が3つも重なっている水商売の人。

 

しかし、キャッシングを諦めるのはまだ早いです。

 

次の2つのコツを実践すれば、融資審査に通るかもしれませんよ。

 

審査に通るコツ1:親会社が法人である

まさかとは思いますが、キャッシング申し込みフォームの勤務先の欄に、お店の名前を書いてはいませんよね?

 

勤務先の欄には、店名ではなく親会社の法人名を記入して下さい。

 

親会社の名前を書くと親会社で審査を実施してもらえますので、経営母体が大きく社会的信用度も高いなら、お店の名前を書くよりも審査に通る可能性が格段にアップします。

審査に通るコツ2:電話を受ける人に名前を伝えておく

お店の中で、大抵、電話を受ける人は決まっていますよね?

 

店長や黒服さんなど、電話を受ける人に、正直にキャッシング審査を受けていることを説明し、「在籍している」「今はいない」と言って欲しいと伝えます。

 

金融業者の中には、申込者の携帯電話に電話をかけて、「今から勤務先に在籍確認の電話をかけますね」と告知してくれる業者もあります。

 

正確なタイミングが分かったら、迅速に店長や黒服さんに状況を説明し、できれば親会社の名前で電話を受けて、在籍していることを伝えてくれるように頼みましょう。

 

 

キャッシングできても水商売の人は限度額が少ないケースが多い

無事にキャッシングできたとしても、水商売の人は限度額が低く設定されることが多いです。

 

年収1,000万円あったとしても、安定度の低さや職種の離職率の高さから、融資限度額が10万円程度になることが一般的です。

 

お金が足りないときに、「じゃあ、キャッシングでも利用する?」と考えるのは自然な流れです。

 

しかし、キャッシングをすれば毎月の返済義務が発生しますし、元金に加えて利息も返済しなくてはならないということを忘れてはいけません。

 

また、先程も触れましたが、例え年収が高い人であっても、水商売の人は限度額が10万円程度と低く設定されることが多いです。

 

申し込みや在籍確認の手間を考えると、報われない思いがする金額だと言えるでしょう。

 

どうしても至急にお金が必要なときはキャッシングを頼るのも良いのですが、店長さんに給料の前借りを頼んだり、また、質屋でブランド物などを売ったりすることも検討してみてはいかがでしょうか。