SMBCモビットの歴史
『SMBCモビット』は申込から融資までネットで完結可能です。
その歴史は浅く大手の消費者金融会社の中では最後発のカード会社です。
『SMBCモビットってどんなカード会社なのかが知りたい』
『SMBCモビットの誕生から現在までの歴史を教えて欲しい』
この記事はそんな方へ向けて書いています。
『SMBCモビット』はどんな経緯で誕生し、なぜ短期間で大手の一角まで成長することができたのか!?
消費者金融会社で働いているタナカならではの視点で振り返っていきます。
それではまいります。
SMBCモビット設立の経緯
『SMBCモビット』の誕生は1996年に始まった金融制度改革、いわゆる金融ビッグバンが行われた直後の2000年になります。
もともとは『三和銀行』と『プロミス』と『アプラス』の合弁会社として設立されました。
・『三和銀行』→『三菱UFJ銀行』(MUFG=三菱UFJフィナンシャルグループ)
・『プロミス』→『SMBCコンシューマーファイナンス』(SMBCグループ)
・『アプラス』→『アプラスフィナンシャル』(新生銀行グループ)
※20年が経過し社名は上記のように変更になっています。
当時の時代背景
1999年には『第一勧業銀行』と『富士銀行』と『日本興業銀行』が統合による新しい金融グループの結成を発表しました。
現在の『みずほ銀行』です。
当時は金融業界全体の規制緩和や改革が進行していた時期です。
護送船団方式といわれる規制に守られていた銀行は、
金融ビッグバンによって改革という名前の荒波に乗り出す必要がありました。
そうした背景もあり、大手の都市銀行は個人向けのカードローン事業への進出を図ろうとしました。
個人向けのカードローン事業は企業向けの銀行融資よりも高い利息で貸し出しができるため、利益率の高い非常に美味しい商品と考えられていたためです。
一方で2000年前後の消費者金融会社は業界バブルの真っ只中にあり、
毎年のように最高益の更新が相次いでいました。
『サラ金風情の成り上がりが暴利を貪っている!けしからん!!』
『消費者金融会社ではなく、銀行が個人向けのカードローンを手がけるべきだ!』
と言った風潮も世間にはありました。
さらに銀行というのは本来は公共性が高いもの、もっと高尚なものであるべきという意見も根強くありました。
消費者金融会社側の思惑
消費者金融会社サイドの考えはどうだったのでしょうか?
消費者金融会社は最高益の更新が相次ぎ直近の業績は絶好調であったものの、
少子高齢化がいわれ長い目でみると市場の縮小は避けられない状態でした。
特に消費者金融会社がメインターゲットとしていた、
20代、30代の年収200万円~350万円の層が減り始めていました。
銀行のブランド力を背景にした新しい市場の開拓の必要性を消費者金融会社は感じていました。
一方で、銀行と消費者金融会社では、社会的な信用力やブランド力において天と地ほどの差があります。
提携すると銀行に飲み込まれてしまうのではないか!?と言った心配がありました。
・銀行と提携し、今までとは違う客層を取り込むことで市場を拡大させたい気持ち
・銀行と提携するとノウハウだけ取られたり、買収されたりすることを警戒する気持ち
さまざまな思惑が絡み合いながら、戦略を練っていました。
・『プロミス』25.55%
・『武富士』27.375%
・『アコム』27.375%
・『アイフル』29.2%
※すべて上限金利です。
これを利息制限法(当時)の18%まで上限金利を引き下げたカードローンを提供する。
収入は少なくなりますが、銀行の信用力とブランド力によって、
上限金利を引き下げてもやっていけるのではないかという思いがありました。
銀行側の思惑
銀行側の本音としては、個人向けのカードローン事業なんかは、
本来は銀行がやるべき仕事ではないと思っていました。
しかし大企業を中心とした貸し出しだけでは、
十分な利益をあげられなくなってきます。
多くの銀行が背に腹は代えられないと個人向けのカードローン事業に進出しようとします。
ただ、銀行には個人への小口の貸し出しに対するノウハウが全くありません。
そこで銀行と消費者金融会社が手を組み、新しい消費者金融会社を立ち上げることになりました。
『SMBCモビット』は大手都市銀行と消費者金融会社が手を組んで始めたカード会社です。
もっとわかりやすく確認したい方はこちらも記事もどうぞ。
会社設立直後
『SMBCモビット』は『三和銀行』と『プロミス』と『アプラス』の合弁会社として発足しました。
『三和銀行』は銀行のブランド力と信用力を提供し、実務は全て『プロミス』がおこなう内容でした。
『三和銀行』と『プロミス』だけではいかにもという感じだったので、信販会社の『アプラス』も加わりました。
実際には『アプラス』は名前だけ貸したという印象です。
2000年の5月に『SMBCモビット』(当時は『合弁会社モビット』)が設立されます。
2000年1月には『アットローン』、2001年8月には『キャッシュワン』と、
相次いで銀行系のカードローン会社が設立されました。
現在も残っているカードローンは『SMBCモビット』だけです。
いろいろな要因はありますが、結果的に『SMBCモビット』だけが成功したことになります。
資本関係が複雑に・・・
まず『アプラス』が資本撤退します。
※『アプラス』はもともと三和銀行の系列でしたが、2004年9月に新生銀行の子会社となりました。
『三和銀行』は2002年に『東海銀行』と合併し『UFJ銀行』になりました。
さらに2006年には『東京三菱銀行』と合併し、『三菱東京UFJ銀行』となります。
一方『プロミス』は2004年7月に三井住友銀行の持分法適用関連会社になります。
※現在の『プロミス』はSMBCグループの完全子会社です。
当時の『SMBCモビット』は三井住友銀行グループと三菱東京UFJ銀行グループが、
それぞれ株を持ち合ういびつな資本構造になっていたことになります。
三井住友銀行グループからしてみると、実務は全てプロミスが行ってきた自負があります。
三菱東京UFJ銀行グループからしても、自分たちの銀行の看板を使ってやってきた想いがあります。
※実際テレビコマーシャルでは『三菱東京UFJ銀行系』と宣伝していました。
『SMBCモビット』は設立当初から資金を惜しまず、
竹中直人さんのテレビコマーシャルを大量投入したこともあり順調に業績を伸ばしていました。
三井住友銀行グループからしても三菱東京UFJ銀行グループからしても、
『SMBCモビット』は手放したくない優良カード会社だったのです。
トップ同士の話し合いで手打ちに
2012年に合弁解消のニュースリリースが出されます。
モビットの社名とカードローン事業は三井住友銀行グループが引き継ぎ、
地方銀行向けの保証事業は三菱東京UFJ銀行グループが継承するという内容でした。
2012年3月末における『SMBCモビット』のカードローン残高は1683億円です。
一方で地方銀行向けの保証残高は684億円でした。
消費者金融会社の現場にいるタナカだからわかるのですが、これってものスゴイです。
2000年に営業を開始して、わずか12年でこれだけの貸出残高を積み上げたのは、
スゴイと言わざるを得ません。
・2004年:『プロミス』→『三井住友銀行グループ』
以降、三井住友銀行グループと三菱東京UFJ銀行グループの間では、
『SMBCモビット』をどうするのかの綱引きが行われていました。
水面下ではかなり激しいやり取りがあったようです。
いつまでたっても平行線のままだったため、最後はお互いのトップ同士の話し合いで決着がつきました。
三菱東京UFJ銀行グループが継承した保証事業は、新しく設立された『エム・ユー信用保証(株)』に引き継がれました。
※現在は三菱東京UFJ銀行グループのアコムの子会社となっています。
設立当初の資本関係
・『三和銀行』
・『プロミス』
・『アプラス』
↓
2012年の資本関係
・『三菱東京UFJ銀行』
↓
現在の資本関係
SMBCモビットの現在
現在の『SMBCモビット』はSMBCグループの、
『SMBCコンシューマーファイナンス』の100%子会社として営業しています。
口座数は42万口座、貸付残高は2500億円を超えています。
特筆すべきは口座数、貸付残高ともにその伸び率です。
グラフを見て貰えると分かりますが、まさに右肩上がりとなっています。
利用者の利便性を追求してきた結果といえます。
最初に記載した通り、『SMBCモビット』の設立は2000年です。
わずか19年弱の期間でここまでの実績を残しているのは本当にスゴイ事です。
大手消費者金融会社の中では最後発の『SMBCモビット』はネット申込に力を入れてきました。
審査が早くて、利用者の悩みをよく聞いてくれる会社だから、多くのひとからの支持を集めています。
カード会社への申込を考えているひとには『SMBCモビット』がおすすめです。
アンチマネーロンダリングで日本の金融は変わるのか?
『アンチマネー・ロンダリング/テロ資金供与対策』って、みなさんご存知でしょうか。
それぞれ、『AML/CFT』と略されたりします。
世間一般ではあまり話題になっていませんが、金融業界では今非常に熱く、業界全体がざわ・・ざわ・・している問題です。
日本国内にいると『テロ』と聞いても他の国の話と思われてしまうので、ピンとこないひとのほうが多いのではないでしょうか。
『マネーロンダリング』って言葉くらいは聞いたことがあるんだけど・・。
と言うひとも多いと思います。
将来的にカード会社で契約をするときに影響がでてくる可能性があります。
今回は『アンチマネー・ロンダリング/テロ資金供与対策』について、金融業界がざわ・・ざわ・・している背景もあわせて解説します。
それではまいります。
マネーロンダリングって何!?
オレオレ詐欺や薬物の不正売買などの取引で手に入れたお金を、正当な取引をして手に入れたお金として社会に還流させることをいいます。
日本語でいうと『資金洗浄』で、まさにお金を洗ってしまうことですね。
不正な手段で手に入れたお金=汚いお金を、あの手この手の色々な方法でジャブジャブと洗って、正当な手段で手に入れたお金=きれいなお金にするわけです。
金融取引をくりかえし行ったり、債権や株式を購入したり、さまざまな取引を組み合わせることで元々のお金の入手方法をわからなくします。
なぜマネーロンダリングをする必要があるの!?
例えば、反社会的勢力がヤミ金で稼いだお金が10億円あるとします。
ヤミ金は違法ですので、申告はできません。
ですので税金も納めていません。
不動産を買おうと思っても、税務署がすぐにとんできてお金の出所を追及されます。
銀行の口座に預けれ入れをするのも、10億円だと何のお金なのかの確認をされるでしょう。
10億円あるのに使えないお金となってしまいます。
結果として、キャバクラなどで豪遊するしか使い道のないお金となってしまいます。
こういったお金をマネーロンダリングをおこなうことで、自由に使えるお金にしているのです。
マネーロンダリングの具体的な方法は!?
マネーロンダリングは色々な方法があります。
お金を小さく分散して金融取引をなんどもくり返しおこない、あとで一つにする方法が一般的です。
カード会社で極度額100万円のカードを作成し、出金・入金をくり返して不正なお金をわからなくすることも可能です。
6億円の当たり宝くじを10億円で購入するのもマネーロンダリングです。
不正な手段で手に入れた10億円が手元にあったとしても、そのままでは使えない10億円です。
使おうとしたらすぐに税務署か警察がやってきます。
そこで誰かが当選した6億円の宝くじを持っていたらそれを10億円で買います。
宝くじは税金がかかりませんので、6億円はそのままきれいなお金として使用ができます。
使えない10億円よりも使える6億円の方が価値が高いからです。
AMLとCFTとFATF
・AML(anti-money laundering)とは
アンチマネー・ロンダリング(AML)とはマネーロンダリングを防ぐ対策のことです。
これは、不自然な取引の監視、反社会的勢力やテロ組織の資金の排除、など広範囲にわたります。
・CFT(counter financing of terrorism)とは
テロ活動にお金が流れることを防止することです。
2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ以降、テロへの対策が社会から強く要望されました。
日本語だと『テロ資金供与対策』といわれています。
旅客機がハイジャックされ世界貿易センタービルに突っ込んだ映像は、いまでも忘れることなく記憶されているひとも多いと思います。
・FATF(Financiai Action Task Force)とは
1989年にフランスのパリで開催されたアルシュ・サミットでの経済宣言をうけて設立された政府間会合です。
2001年9月のアメリカの同時多発テロ発生以降は、テロ資金供与に関する国際的な対策と協力の推進に指導的役割をもっています。
日本語だと『ファトフ』、『金融活動作業部会』といわれています。
日本はFATF(ファトフ)からイエローカードを突き付けられた
2008年にFATF(ファトフ)は日本のAMLとCFTについての状況を審査しました。
(第3次対日相互審査)
その結果が散々たるひどい内容でした。
審査対象の49項目のうち10項目が非遵守(不履行)で、15項目が部分的に遵守(一部履行)と評価されてしまいました。
FATF(ファトフ)は各国の金融の専門家で構成されています。
お互いの国同士で調査をしています。
つまり、どういう事かというと、
・マネーロンダリングを防ぐ対策
・テロ活動にお金が流れる対策
これらについて、日本はちゃんとした対策をやっていないじゃないか!!
とほかの国の金融の専門家からイエローカードをもらってしまったのです。
このまま放置しておくと、イエローカードがレッドカードになってしまします。
もしレッドカードになると、他の国の金融機関との送金手続きができなくなる可能性があります。
そうなったら、日本の金融だけの問題ではなく日本経済が大混乱におちいってしまいます。
あわてた日本政府は・・
2014年11月に、改正犯罪収益移転防止法、改正テロ資金提供処罰法、国際テロ財産凍結法を相次いで制定します。
とくにカード会社で契約をするときに関係が深いのは、改正犯罪収益移転防止法です。
2016年10月に施行された改正犯罪収益移転防止法では、顔写真のない本人確認書類1点では契約ができなくなりました。
改正犯罪収益移転防止法では、特定事業者にかかわる取引に対してはすべて適用されます。
・銀行
・信託
・証券
・クレジットカード
・貸金業
この5つの事業者が特定事業者です。
保険証1点でも以前は契約が可能でしたが、今はできなくなっています。
・疑わしい取引の当局への報告義務
・200万円以上の取引はさいどの本人確認が必要
などアンチマネー・ロンダリングのために金融機関も色々と対策はおこなっている状況です。
FATF(ファトフ)による第4次対日相互審査
2019年10月にFATF(ファトフ)による第4次対日相互審査が予定されています。
これが金融業界をざわつかせているんです。
前回の第3次対日相互審査で、日本はすでにイエローカードをもらっています。
10年たってまたイエローカードをもらったら、今回はイエローカードではすまない可能性があります。
FATF(ファトフ)の審査はまず金融庁に入ります。
法律やガイドラインがしっかりつくられているか、金融指導はしっかりできているのかを約1週間かけて調査します。
そのあと今度は金融機関にたいして入ります。
法律は遵守されているのか、ガイドライン通りに運用されているのか、約1週間かけて調査します。
どこの金融機関にFATF(ファトフ)の審査は入るのか!?
金融機関にFATF(ファトフ)の審査が入ったときに、もし、もしですよ、大きな不備がでたり、間違った運用がなされていた場合を考えてみてください。
ひとつの民間事業者のせいで、日本の金融行政全体にダメ出しがされる可能性があるんです。
前回の2008年の第3次対日相互審査のときは金融庁にしかFATF(ファトフ)は入っていません。
今回は民間の金融機関にもFATF(ファトフ)の審査は入る予定です。
先ほど少し記載しましたが、特定事業者と呼ばれる事業は5つあります。
・銀行
・信託
・証券
・クレジットカード
・貸金業
この5つの事業すべてを傘下にもつ金融グループは日本に2つだけです。
・SMBCグループ:三井住友フィナンシャルグループ
とくに、三菱東京UFJ銀行(社名は当時のもの)は2014年にイランに関連した取引で370億円の罰金支払の報道がありました。
MUFJは2018年にも北朝鮮のマネーロンダリングに関する疑惑報道もでています。
こうしたことから、審査の対象になるのはMUFGが本命です。
ですが、SMBCグループかもしれませんし、もしかしたら両方かもしれません。
また、傘下のどの会社に入るのかも不明です。
銀行と貸金業の違いは???
銀行と貸金業は日本では歴史的な経緯もあり、明確にわかれています。
ただ、海外では同じとみなされています。
つまり、【プロミス】も【アコム】も海外からみると銀行業なんです。
何が言いたいかというと、消費者金融会社にFATF(ファトフ)の審査がはいる可能性は0ではないんです。
とくに、メガバンクの傘下に入っている、【プロミス】、【SMBCモビット】、【アコム】は十分に可能性があります。
日本は対策が遅れてしまっているのが現状
日本で生活していると、マネーロンダリングだのテロ資金だのって、
いまいちピンとこない内容なので、金融業界全体でも対策が遅れてしまっているのは事実です。
カードローンや金融などの詳しい内容についてはこちらのサイトも参考にしてみてください。
カードローンは何日までなら延滞していても大丈夫?
『カード会社への支払いが遅れてしまった!?』
『延滞は何日までなら平気なのか知りたい!!』
この記事はそんな方に向けて書いています。
カード会社への支払が遅れてしまったら心配になりますよね。
結論から申し上げますと、クレジットカードなら2ヵ月、キャッシングなら3ヵ月までの延滞は大丈夫です。
大丈夫という理由は信用情報に事故情報として記載されない期間だと考えてください。
クレジットカード:2か月まで
キャッシング:3ヵ月まで
しかし、延滞しない方がいいのは間違いありません。
どうしても期日までに入金が難しい時は誰にでもあります。最初から支払を遅れようと思って遅れる人なんていません。
支払が遅れてしまった場合は何日まで大丈夫なのか!?、対処方法とあわせて解説します。
それではまいります。
支払いが遅れても平気な日数
数日間の支払の遅れであればとくに問題はありませんが、長期間の延滞の場合は大きな問題があります。
クレジットカードの延滞は61日以上、キャッシングの延滞は91日以上で、信用情報センターに異動情報が登録されてしまいます。
いわゆる、ブラックと言われる状態になってしまうのです。
極端な話、キャッシングでは3ヵ月以内の支払いの遅れであれば、信用情報センターに異動情報が登録されることはありません。
クレジットカードの代金引落日に、銀行口座の残高不足で支払遅延になってしまった
キャッシングの支払日を失念して、入金が1日遅れてしまった
上記のようなケースでいきなりカードの利用が停止になることはまずありません。ましてや、ブラックリストに登録されるなんて事は絶対にありませんので安心して下さい。
過剰に心配しないでも大丈夫です。
入金が遅れた時の対処方法
もし、入金が遅れていることに自分で気付くことが出来た時は、すぐにカード会社に連絡をしましょう。
クレジットカードの利用もキャッシングの利用も、あなたの信用を担保にしています。
カード会社からの信用を失わないためには、1秒でも早くカード会社に連絡をする事が大切です。
カード会社から督促の連絡がくる前に自分から連絡した方が良いです。
『お金を借りている』ことを忘れずに、人として最低限の礼儀をわきまえて、誠実な対応をとりましょう。
延滞しない方が良い理由
クレジットカードなら2か月以内、キャッシングなら3ヵ月以内、の支払の遅れであれば信用情報センターに異動情報が登録されることはありません。
ただし、だからと言って支払いが遅れて良いわけではありません。
延滞によるデメリットは決して小さくありません。
延滞すると遅延損害金が発生する
延滞している間はキャッシングが出来ない
信用がなくなってしまう
順に解説していきます。
デメリットその1:遅延損害金が発生する
支払いの期日が遅れてしまった場合、通常の利息よりも高い『遅延損害金』が発生します。
大手の消費者金融会社では遅延利率は20%で設定されています。返済期日が遅れてしまった分だけ、遅延損害金が発生します。
・利用元金が10万円、通常利率が18%、遅延利率が20%だった場合で計算してみます。
10万円を30日間利用して、期日が遅れて7日後に支払いをした場合の負担する利息はいくらでしょうか?
(10万円×18%÷365日×30日)+(10万円×20%÷365日×7日)=1862円
上記計算式の左側、紫色の計算が通常利息で右側の赤色の計算が遅延損害金です。
通常利息が1479円、遅延損害金が383円です。
通常利率18%で10万円を借り入れた場合の1日あたりの利息は49円です。
(小数点以下は切捨です)
遅延利率20%で10万円を借り入れた場合の1日あたりの利息は54円です。
(小数点以下は切捨です)
遅延損害金の方が10万円あたり1日約5円高い利息を支払わないといけない計算になります。
デメリットその2:延滞している間は追加でキャッシングする事が出来ない
消費者金融会社でカードローンを契約している場合、利用可能額の範囲内であれば繰り返し利用すること可能です。
ただし、延滞中は追加の利用が出来なくなってしまいます。
利用可能額が50万円で現在の利用金額が45万円なら、あと5万円は追加で利用が可能です。
支払期日が過ぎてしまっている場合は、先に入金をしないと追加での利用は出来ません。
長期間の延滞となってしまうと、入金したあとでも追加の利用が出来なくなってしまう場合もあります。
デメリットその3:信用がなくなってしまう
繰り返しになりますが、クレジットカードなら2か月以内、キャッシングなら3ヵ月以内、であれば信用情報センターに異動情報が登録されることはありません。
異動情報は登録されませんが、支払いが遅れたという記録は残ります。
毎月、毎月、延滞を繰り返していると、支払いにルーズな人だと思われてしまいます。
追加借入や利率引下の審査に影響がでる事もあります。
延滞によるリスクは高い
支払期日の遅れを過剰に心配する必要はありません。
支払いを遅れたくて遅れる人なんていません。
やむを得ない事情があり、遅れてしまう場合がほとんどです。
ただし、延滞することによって生じるリスクは低くはありません。
支払が遅れてしまいそうな時や、遅れてしまった時はすぐにカード会社に連絡をしましょう。
カードローンやお金についてはこちらのサイトも参考にしてみてください。
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特に、メールアドレスは間違いやすい項目ナンバー1です。
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契約内容と取引内容はWEBで確認、カードの発行もしませんので、郵送物はありません。
2つ目は、社会保険証か組合保険証および直近の給料明細書を確認する事で、勤務先への電話確認を省略して審査をすすめる条件としています。
実際に働いているかの確認はどこのカード会社でも必要です。
通常は勤務先へ電話をすることで、本当に働いているのかの確認をしていますが、電話連絡の代替手段として書類で確認をしますよ、という内容です。
上記2つの条件が難しい場合は残念ながらWEB完結申込は出来ません。
ただ、通常のカード申込であれば申込は可能です。
申込は24時間365日受付可能!!
インターネットからの申込になりますので、24時間365日いつでも可能です。
ただ、審査は信用情報機関が営業している時間帯しか出来ません。
(通常は8時~22時です)
ですので、信用情報機関の営業時間外の時は翌日以降の審査となります。
夜中に申込をしておけば、翌日の昼には自身の銀行口座に希望金額が振り込まれるイメージで大丈夫です。
※契約、貸付にあたっては審査が必要です。
申込をした後に審査が終わると、審査完了メールにURLが添付されて送られてきます。
URLから審査結果照会ページへアクセスし審査結果を確認します。
審査に通っていればそのまま入会手続きにすすみ、入会完了メールが届けば手続き完了です。
こんな人におすすめです
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・忙しくて店舗に行っている時間がない
・電話で申込のやりとりをするのが面倒
・無人契約機の中に入って手続きをするのが不安
・契約したら郵送物が送られてくるのが困る
・三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、のいづれかの口座を持っている
・勤め先から、社会保険証もしくは組合保険証(共済保険証)が発行されている
審査に不安がある人は10秒で簡易審査結果が表示されるサービスもあります。
急ぎの場合にはネット申込のあとにフリーコールに電話をする事ですぐに審査を開始してくれます。
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【信用情報の闇!!】借入がないとお金が借入出来ない!?金融ホワイトについて解説!!
借入が全くないのにカードローンの契約が出来ない・・
初めての申込なのに断られてしまったけど理由が知りたい
この記事はそんな方に向けて書いています。
初めての借入で今まで一度もローンの経験がないのに、何故かカードローンの契約が出来なかった事はありませんか?
仕事もちゃんとしていて安定した収入があるのに、契約を断られてしまったら理由を知りたいですよね。
結論から先に申し上げますと、今までローンの経験がないために契約を断られた可能性があります。
今までにローンの経験が全くない場合、信用情報センターに過去の借入情報が載っていない事になります。
借入がないならいいじゃないかと思われがちですが、そう単純ではありません。
今回は借入がないとお金が借入できない金融ホワイトについて解説します。それではまいります。
金融ブラックとは?
借入が多くなりすぎて、支払いが困難になり新たな借入が出来なくなっている人の事を一般的に金融ブラックといいます。
当然のことながら、信用情報センターには多くの借入情報や異動情報が載っていることになります。
カード会社は信用情報センターの情報をもとに融資をするかどうかを判断しています。
つまり金融ブラックとは信用情報センターの内容をもとに借入が出来なくなってしまっている状況です。
特に裏技はなく、金融ブラックになっているなら、正規の業者以外からお金が借りるしか方法はありません。
貸金業法では、不特定多数の人間にお金を貸して利子を受け取っているなら貸金業者とみなします。
利子を手数料とか迷惑料、契約金、どのような言い方をしても金銭貸借によって生じる利益があるなら貸金業者となるのです。
ここでは、正規業者、非正規業者まとめて貸金業者となるのです。
金融ホワイトとは?
金融ホワイトとは私が考えた造語です。全くお金を借りていない状態を指しています。
反対にコテコテのブラックでも別人になりすませれば契約できる可能性もあります。
養子縁組して別人になりカードローン契約を何度も繰り返す話の記事を久保さんが書いていました。
なんとも、世の中には悪いことを考える人も多いものです。
全くのホワイトだと反対に怖がられる可能性もある
例えば、50歳以上の人が全く信用情報機関に記録がないのは不自然なことなんです。カードローンや住宅ローン関連、クレジットカード、割賦販売(何かを分割で購入した)が一切ないのは違和感があります。
超セレブでお金を借りる必要がない人でもクレジットカードを利用しますし、最近はクレジットカードのポイントサービスも良くなってきていて、何かしらクレジットカードを持っている人が大半です。
大半というより、ほぼ持っているのではないでしょうか?
先ほどの、養子縁組で別人になることに成功した人は全くのホワイトになっています。しかも、一度金融事故を起こしてから養子縁組をするケースが多いので、年齢的に40才以上の人が多い印象です。
つまり、40歳以上の方で全くのホワイトだと、金融業者は反対に怪しんでしまうこともあるのです。こればかりはどうしようもありませんが、過去に養子縁組で別人を装った詐欺が横行したことによるものです。
つまり、借金がいくら嫌いでもクレジットカードくらいは利用しておいた方が反対に安心ということもあるのです。
FXのテクニカル分析、本当のこと
テクニカル分析って本当にすごいですよね。あなたが超ド新人のころ、チャートをみてこれで値段の未来がわかるなんて信じられない、と誰しもが思ったことでしょう。
それが、テクニカル分析を使えばわかるようになる。たとえば、ボリンジャーバンド、これをみたら今、値段がどの位置にいてどうすればよいのかを、教えてくれます。
RSIはその数字をみただけで売られ過ぎ、買われ過ぎがわかります。今回はそのテクニカル分析の話をしていきましょう。
FXの基本のこと、マーケットの考え方はこちらのサイトも参考にしてみてください。
テクニカル分析、実はあまりすごくない?
みなさんがFXのチャートを見て、これで未来の値段なんかがわかるわけがない、と感じた方はほとんどになると思います。でも、テクニカル分析というツールを使うとだいたい、値段が今後どのように動くかを想像できるようになった感激を覚えている方は多いと思います。
その感動が、みなさん、現在でも続いていることが、いま、こうやってテクニカル分析が隆盛なことでも証明できると思います。
それと同じようなことが、この21世紀になってからもさまざまなことが起こっています。たとえば、みなさんもお聞きになったことがあると思いますが、ビックデータ分析というものです。ビックデータというのはあらゆる数字のデータを集積し、それを分析することによって未来を予想することです。
たとえば、お店の売り上げはさまざまなデータを集めて、それを解析することによってその最適な売れ筋商品の投入や陳列棚の配置の仕方を指示してくれる、と一般的には言われます。
こうすることによって、実際にお店の売り上げが増えたことから、ビックデータ解析というのが時代の本流になったのです。今や、データを扱えない人、企業は時代に取り残されるとまで言われています。
でも、少し考えてみましょう。
みなさんがテクニカル分析を覚えて、最初はチャートをみてまったく、売り、買いがわからなくて困ったときのテクニカル分析というのは救世主のような存在でもありました。これで、何もわからなかった自分でもFXマーケットという場所で不労所得を得られると感じたことでしょう。
このビックデータの解析も一緒のことです。やっていることは何も目新しいことではなく、今までパソコンなどの処理能力が遅かったので、単に数字の解析ができなかっただけの話です。今や、パソコンの演算処理速度がムーアの法則によって加速度的に早くなったから大量に数字の解析ができるだけになっただけの話です。
テクニカル分析の場合、みなさんはそれをマスターしたときにこれで、私も専業トレーダーの仲間入りだと小躍りしたことでしょう。でも、そう思ったあなたは、その結果をみてどう思いましたか? 相変わらずの収支マイナス、儲けてもやってもやらなくてもほとんど結果は出ないという、結果に過半の人はなっているはずです。
では、ビックデータ解析の結末も私が言わなくても、だいたいどうなるか、おわかりになりますよね。将来を的確に予想することなんかできず、何もないころよりも未来の予測がある程度可能になっただけの話です。
おそらく、近い将来にテクニカル分析もビックデータ分析も、大した役に立たない、という論調になってくることでしょう。なぜなら、みなさんは数字が「未来な正確な」予想をはじきだしてくれると期待しているのでしょう。でも、結果はさんざんなのです。
副収入をFXで!
【出典:副収入FX部】
考えてみると、私の人生はFXに振り回された人生です。2004年頃に、当時流行したFXに手を出し、破産 笑
なんだかんだ言って、今もFXに囲まれた環境にいますし、FXで生活できているのは大きな失敗があったからだと思えるようになりました。
本業の収入だけで満足な生活を送れる時代は終わったと思っています。では、副業をするのか?起業するのか?というと難しい話で、投資で副収入を得ることが手っ取り早いと思っています。もちろんリスクもありますけど。
投資は退場さえしなければ誰でも稼げるマーケットです。しかし、株式相場にも為替相場にもプロはいますし、ファンドと呼ばれる投資会社も虎視眈々と利益を狙っています。彼らは人のストップを狙ってきます。
彼らと戦っていかないといけないことがネックですが、マーケットは誰にでも平等です。投資するための武器をみにつけていくことで個人も十分に戦っていけます。