カードローン、アコムとプロミスはどっちが上?
『消費者金融大手の実力って実際のところどうなの?』
『アコムとプロミスって結局どっちが上なの?』
この記事はそんな方に向けて書いています。
結論から申し上げますと、アコムとプロミスを比較したとき数字の上ではアコムが上回っています。
今回は最新の数字をもとに消費者金融会社大手の実力について解説していきます。
それではまいります。
カードローンやお金のことについてはこちらのサイトも参考にしてください。
2019年6月度:主要計数
まずは2019年6月末の大手の消費者金融会社の主要計数について解説します。
速報値なので、実際の数字と相違している可能性はあります。
貸付残高から見ていきましょう。
貸付残高
貸付残高のトップはアコムです。
2位がプロミスで、アコムより貸付残高は約469億円少ないです。
アイフルは大きく離されて3位です。
貸付残高に平均利率をかけたものが営業収益(=売上)になります。
貸付残高が売り上げに直結しますので、各社とも貸付残高の伸長に注力しています。
つづいて、口座数です。
口座数はじっさいに利用しているお客様の人数です。
口座数
口座数でもアコムがトップです。
2位がプロミスで、大きく離れてアイフルが3位です。
口座数に平均単価をかけたものが、貸付残高になります。
最後に直近の月間の新規件数です。
新規契数(月間)
直近の月間の新規契約数もアコムがトップです。
プロミスの公表されている新規契約数は再契約も含まれているようなので、じっさいの新規契約数はもっと少ないようです。
新規契約数は口座数、貸付残高に直結します。
新規の契約数の積み重ねが、会社の業績につながっています。
ですので、どの会社も新規の獲得には本当に力をいれています。
数字で見る実力
アコムとプロミスは年間で25万件を上回る新規の契約件数があります。
口座数もアコムが156万件、プロミスが142万件、と日本人の約80人に1人が利用している計算になります。
消費者金融会社は、過去の経緯もあり批判もたしかにあります。
アコムとプロミスはメガバンクの傘下にはいり、社会的なインフラとしての機能をはたしていると言えます。
時価総額
会社の価値を表す数字に時価総額があります。
発行済株式数に株価をかけたものです。
アコムの株価は2019年8月16日締めで5842億円です。
時価総額ランキングだと212位です。
日本全体で212番目に高い会社だと市場は評価しています。
コンビニの(株)ローソンや自動車メーカーのマツダ(株)や日本通運(株)よりも株価は高いです。
※プロミスは親会社の三井住友フィナンシャルグループが株式を上場しており、プロミス単体(SMBCコンシューマーファイナンス)では株式を上場していないため記載していません。
まとめ
細かい数字を見ていくと、世間一般で思われている以上に消費者金融大手の実力は高い事がわかります。
社会的なインフラとして、なくてはならない会社といえるのではないでしょうか。